とにかく、あのスイスフランショックによって私の国内FX会社に対する見方が大きく悪くなったことは確かです。その理由は、日本のお役人が設けたレバレッジ規制強化とロスカット義務がまったくをもって市場でうまく連動せず、顧客資金を保護する役割を果たさないものであることを認識したからです。
日本では極端なハイリスク投資を規制するためレバレッジを最高25倍までに下げさせて、さらに、金融商品取引法で国内FX会社にロスカット制度を義務つけていますが、スイスフランショックのような為替相場が激変するようなときに取引システムにおいてロスカットが作動しないことが一度や二度ではなく何度となく発生しています。
レバレッジを高く設定して取引を行えばその分抱えるポジションが大きくなるのでヘタすれば損失は予想以上に大きくなるリスクがあります。たしかに用意する資金以上の取引ができれば、うまくいけば大きなリターンを期待できますが、逆に大損する可能性もあるから、という理由だけで規制をかけたのではないと思います。
この記事へのコメント