取引上の「リスク」を説明したと言えるためには、抽象的なリスク説明では不十分のはずであり、どの程度の損失金額に及ぶ可能性があるのかを説明する義務があるはずです。この意味でも、FX会社側のリスク説明は、スイスフランショック時における取引に関して不十分であったと言えるのではないかと思います。
以上のような考えにより私はスイスフランショック後からしばらくしてから某国内FX会社とは縁を切って、今は海外FX会社を利用してトレードを続けています。
ここでひとつ、面白いことをお教えしましょう。
海外FX会社にはゼロカット制度を採用しているところがあります。その制度は証拠金以上の損失が発生しても口座残高を「ゼロ」にしてくれる、つまり、証拠金以上のリスクは負わずに済むという制度です。
そこで、本当にゼロカットしてくれるのかを確認したかったので、小口証拠金で口座を開設し、私側からわざと口座残高がマイナスになるような取引に持っていったら、約定とおりゼロカットしてもらえました。ということで今もXMとか海外FX会社数社に口座を持って取引をしています。今のところ、ロスカットとゼロカットのどちらが優れているのかとたずねられたら、ゼロカットではないかと思います。
ゼロカット制度について詳しくはコチラの記事が参考になると思います。
海外FX口座のゼロカット制度について
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